Twitterタイムライン

2012年3月11日日曜日

林英臣政経塾3月例会

本日は文明周期論という題材です。
村山節先生が提唱しておった学問ですが、主流派ではないです。



私の場合、学問を体系的に学んだことない分だけ幅が広いことがメリットだと思っておりますゆえに身には落としやすかったのかなあと思います。
とくに文明周期分けですが、有機体として文明を見た場合、人間同様「老い」のプロセスを踏むわけで、そこに互いの文明が影響しあうという概念は非常に面白く聞けました。

「文明の衝突」、そして挫折したフランシス・フクヤマの「歴史の終わり」に通じるものがあり、今なら読み返せそうな気がします。

人が自身の成長を自覚できるときはあまりありません。
その時その時に失敗し、挫折したことが何年か後、いとも簡単にできている、そういう体験を皆だれもが持っているはずで、それがおそらくは成長の実感だと思います。

人間は哀しいかな、小さな変化にはひどく鈍感で、大きな変化には身構え、時に否定してしまいがちです。
日本の戦後もそういう小さな小さな歪から、徐々に国家観というものが喪失していったように感じます。
私が歩む小さな一歩が、いずれは石巻の、日本の小さな変化のうねりになるよう、修身していければなと考えております。

0 件のコメント:

コメントを投稿