Twitterタイムライン

2012年3月24日土曜日

松島 竹の学校

某社長松島までボランティアに行って参りました。




















石巻からわざわざとびっくりされましたが、今回はその目的とスキームが面白いので参加致しました。

内容は竹林の整備です。
竹は一年で強いもので一メートル伸びるものもあるそうで、と、なれば竹林がいつの間にか民家に侵食してくるケースが年々増えているそうです。
同じように後継者のいない林業、そして管理者のいない山や農地など、人間が田畑から都市へと居住空間を変えるにつれ、かつては人間が手をかけ共生していた自然がかえって厄介者のようになってしまう。
とくに農家など、若い手のないところにそのしわ寄せが来ており、そういったところでボランティアなどを有効活用するのは非常に良いアイディアだと思われます。

町ぐるみでの応援もあるようで、宿泊は地元大観荘(ここのフレンチはなかなか美味しい)で、指導は林業組合でやってくれます。こうした後押しがあれば、ボランティアを受け入れて自然の整備などもやってみようという気持ちになるでしょう。

あとは一番に予算ですが、こればっかりは地方自治での裁量では厳しい。
一方でここに職がある、給料があるとなれば人も集められるはずなので、国単位でのバックアップが必要かと思います。ワープアや就職難の本当の正体は、金の総量にあるのではないかと日々思います。被災地復興もそうですが、需要のある今だからこそ紙幣増刷の効果があるのではないでしょうか。

余談になりますが、農家の方で休憩させてもらっている折、ふとした話題から領土、国家意識という話題に発展致しました。私と社長以外は学生さんでしたが、皆よく考え、よく情報を調べているなと実感しました、若い人はよく勉強しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿