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2012年4月24日火曜日

神戸にて、親遊会様ありがとうございました

震災の縁はありがたいもので、神戸プライベートフェニックス様からお招き頂き、なんと神戸でお話させて頂けました。

1日目は神戸の震災、復興の現状を教えて教えて頂きました。

特に、神戸の復興がどうなっているか?
東日本大震災の被災地である石巻は、そこから多く吸収できるものがあるはずです。

その成功と失敗を石巻に持って帰りたいという意気込みで、現地親遊会の長瀬たけし様、大塩様に案内して頂きました。


上の商店街が衝撃的だったのですが、ハコを立てて終わりになった商店街だそうです。

シャッター通りは日本全国で共通した課題ですが、震災前の石巻も例外ではありません。復興という美名に甘んじて、住民の意思、地場の特色を軽んじると震災前と逆戻りです。
せっかく復興するんだからいい街をつくろう、その意気込みが今必要ではないかと思います。
とかく震災前に戻せばいいという流れがありますが、日本は震災前からデフレだったわけでそこではいけません。被災地に今ある需要をどう日本のデフレ脱却につなげるか、国政レベルのお話ですが、これは被災地でも考えるべき問題です。

その後、西田昌司先生と神戸で衆議院に挑戦される山田賢司様とお会いさせて頂きました。

私は自民党員ではありませんが、震災当時、仙台の方を通して西田先生が支援してくださったマスクは市内の病院で大活躍しておりました。ありがとうございました。















二日目、一時間ほどお話させて頂く時間を頂きました。被災者として今必要なこと、防災、そして復興の原動力について、生の声として精一杯語らせて頂きました。

震災に負けないまちづくりといいますが、その主人公はそこに住む住民です。
私達がどういう思いで復興に望むのか、応援いただいている皆様にお伝えできた良い機会だと感じました。

皆様の貴重なお時間を頂き、本当に有難うございます。




最後に、念願であった感謝の横断幕を海上自衛隊にお渡しし、幕です。
素晴らしい二日間をありがとうございました。これに応えて石巻で頑張ります!

2012年4月8日日曜日

林英臣政経塾4月例会

先月、今月は何かと忙しく日々があっと言う間に過ぎていきます。ゆっくりと桜見物ぐらいはしたいものですが。



今回は文明法則史学(村山節先生の著書参照)から日本の歴史について学び、「今」の座標はどこか?という点を学びました。
言うまでもないことですが、日本は大変に危機的状況です。
原因については各々の見地があるでしょうが、私個人は過度の依存体質がその根幹にあると考えております。
依存するということは自身を持たないこと、自身を持たないということは生み出すべきデザインを持たないこと、デザインがないということは何も作り出せないこと。

政治もそうですが、あえて経済に目を向ければ、私も愛用のiPhone、この背面には
Designed by Apple in California
Assembled by China
とあります。
これは古いApple製品でも同じだったと記憶しています。私はジョブス大好きっ子ではありませんが、Appleのモノヅクリへの姿勢には学ぶべきところがあると思います。
デザインは俺達がやっている、そういう主張をずっと続けてきたのですから。

デザインはもちろん大変なことですし、私自身も公私にわたり悩んでおる部分なのですが、やはりデザインを自分をものに出来たところは政治であれ経済であれ、そこに矜持を持ちます、だから強い。そして矜持があるから盗作やパクリは嫌われる。

日本の出発点はそこからなのではないかなと講義を受けて感じました。
矜持を持ち、いつか言葉にするために、今はひたすら学びの日々です。