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2013年1月18日金曜日

政治家の不見識を嘆く

おはようございます。
今日は渋滞少なめですが、裏道はつるつるですね。

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本日の辻立ちでは石巻市のことと、昨日の元総理について主張させて頂きました。
普段であればSNSで写真載せてしまうところですが、係争地について少し。 

尖閣諸島係争地発言ですが、係争地というのはお互いに領有権を主張しあっている土地のことで、こういった発言が日本側から出たとなれば国際社会は「日本も領有権を主張」している、「互いに主張しあっている土地」なんだなと判断されます。

言うまでもなく、尖閣諸島は日本固有の領土です。
中国側の文献からもそれは明らかであり、1968年の海底調査以降、資源と太平洋への出口として欲しているにすぎません。「こちらも固有の領土といっているのだから、相手も同じようにいっているだろうな」という程度の認識で喋っていると思いますが、それが何を意味するのかをわかっていないのは、本当に恐ろしいことです。

国際社会は自国の利益がぶつかり合う場所であり、正義や仁義、道義が通る場所ではありません。そこで疑念を持たれてしまうということは、もともとなにもないところに色をつけたに過ぎません。

この方は平和が大好きだそうですが、平和には二種類あると思います。
ひとつは戦争の間の平和。ローマの哲学者の言葉だったと記憶しておりますが、「戦争への準備が平和である」 。悲しいことに、人類という歴史で見た場合、これは的を射ていると思います。
そしてもうひとつが被支配者の平和であり、今の日本はアメリカの影響力の中でこの平和を享受している状態です。

前者は必然として、そして後者は腐敗の温床になると私は思います。
自立さえできない状況が経済にすらのしかかっている中、その生の価値をただただ生きるだけのものにしてしまう 、何もなく漫然と平和の中を生きるのもいいでしょう、しかしその平和が何によってもたらされ、だれによって維持されてきたのか、そしてなぜこうも続いてきたのかという本質を考えなければ、ことは前に進みません。安易な憲法論で終わらせることなく、歴史や文化からそれを紐解く必要があるように思います。

被災地に合っても同じような問題が山積しております。 こういった政治家がいる限り、被災地も日本もよくなれないのだとつくづく感じました。

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