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2014年6月28日土曜日

費用弁償なる制度

ちょっと興味深い記事が出てたので。
みんなの党のおときた駿さんが書いた記事「1日1万円、都議会議員の「費用弁償」は供託(≒受け取り拒否)しております」です。

では、石巻市ではどうなんでしょう?
石巻市は実測し、距離に応じてキロメートルあたり数十円いただける制度だったと記憶しております。要するに交通費という扱いですね。
庁舎までの距離が最低2km(おぼろげ)からということ、私の家までは本当に微妙なところだったので、実測をお願いされましたが、めんどくさいので要りませんし、後で文句も言いませんとお断りしました。
確か地図上1.9kmでルート次第では支給できるという内容でしたが、だったら最短でいけばいいだけと考えた次第です。

頂いたものでは、委員会で市内出張があった際などは400円ぐらい支給された覚えがあります。

250px Ishinomaki CityOffice 2010

石巻市の場合、庁舎まで1時間以上かかる議員もいらっしゃいます。
勤務地まで考えて手を上げるわけですから、悩ましいところではあるのですが、ある程度の交通費支給がないと郡部から出る人は大変だなあと思います。 

都議会の場合は一律日当のようなので、性質がまるっきり違うので、比較にはなりませんが。

2014年6月27日金曜日

小坪しんや議員

先ごろ、石巻市議会に一通の陳情が届きました。
行橋市議会議員の小坪しんや議員からのものです。

内容としては、
・行橋市、庁内でいわゆる党機関紙である「しんぶん赤旗」 が蔓延している。
・具体的には部課長以上の購読率が異常で、 配達、勧誘、集金も共産党系議員が行っている。
・議員という立場からそういった行為が常態化しているのであれば、公務員の中立性からいって問題である。
よって、石巻市においても調査し、実態を明らかにして欲しいという内容です。

私は資料として、各部におかれてある分には実に的確な資料として機能すると思います。結論がファンタジーですが。
その一方、各机に押し売りのごとく機関紙をおいていったのでは、それはそれで問題です。
なぜならば、議員という立場は執行部に対して質問する権限を持っています、その行使が見え隠れする地位で、党機関紙の販売を行っていては誤解されてしまいかねません。
売っている本人としても不本意でしょう。

と、いうわけで、早速調査しましたところ、やはり石巻市でも慣習化しておりました。
小坪しんやさんのご指摘の通り、全国的に慣習化しているのでしょう。
小坪しんやさんは全国に一斉に送付したそうです。
石巻市議会では、全員に陳情書を送付するという対応がとられましたので、私ひとりでもしっかりとやってまいります。せっかくの機会です。
市の健全化のために恐れず、ブレずでやってまいります! 

2014年6月20日金曜日

2014年、第二回定例会開会

冒頭、病院の話題。

137億円のうち、
・70億が施設部分
・20億が設備部分
その他、建設当初と比較すると、 実質の値上げは1.4倍程度で、メディアの2倍はミスリード。

というお話でしたが、国から予算が落ちてこなければ一般財源+起債、すなわち借金になるわけですから、それでいいかといえばよくありません。
廊下部分の拡張や、終末期医療への対応なども説明があったようですが、 予算がないならないなりにつくるという視点も必要かなと思います。

政治家を志した理由のひとつに、「復興とは元あったところに、元あったものを、元あった程度に戻す」という部分に疑問を感じたことがあります。
昨日の説明会でもありましたが、トラックが何百台と往来する道路がなぜ薄いアスファルトで舗装されているかというと、上記の前提が在るせいです。
おおいなる無駄じゃないかと思うわけで、病院についても同じことが言える気がします。

また、
・そもそも立地ありきであった点
・そもそも赤字経営だった点
については、経営指針も含めて今後示されるわけですが、建てた後の運転こそが一番重要かと思いますので、しっかり質問していきたいと思います。

閉会後、全員協議会では、

・中心市街地活性化
・防災
・文化施設

について。
気になっていたORANGEと緊急時開放無線LAN、00000JAPAN との関連を質問しましたが、あまりわかっていなかった様子。年間でかなり予算をつかっているはずなので、無用の長物にならないよういくつか提案させて頂きました。
あとは防災関連で、概略版にあった「災害対策本部は市長が設置する」という文言を質問。詳細版では、市長の職務代行の項目があったので一安心。

来週は委員会。

住民説明会、沢田折立にて

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冠水被害で悩んでおりました沢田は折立地区にて。
住民要望もあり、私も働きかけ、無事、開催してくださいました。

問題は、林道の開発、護岸工事の問題、道路の問題と複雑化しているようです。

縦割りの弊害は以前、一般質問で説きましたが横で連携していれば事前にわかっていた内容もあり、庁内組織の在り方について考えさせられました。

また、排水ポンプなどは委託のようですが、そちらについても報告書などの対応をお願いし、閉会です。

震災後、再建して後、雨、台風と三度の浸水にあい、 大変な地区の皆様ですが、終始未来志向で進んだ良い内容だったように思います。
時間を削って説明に来てくださった行政にも感謝でございます。

2014年6月1日日曜日

日本政策研究センター 東北ブロック 研修会に参加して参りました

日頃お世話になっている日本政策研究センターさんの研修会に。
仙台の茂庭荘です。
今回の大テーマは安全保障と憲法。
先月、よくよく言われましたが、 「そもそも地方議員が国の制度を議論する必要があるの?」という疑問。
大有りです。
一番有権者に近い市議会議員として、国の制度変更や立法部分については、常に目を光らせ議論していく、世論をつくっていくことも仕事のひとつだと思います。
特に震災後、復興名目で多額の予算を頂いている石巻市において、国の政策とリンクする、あるいは連携するという形で復興が進むのは間違いなく、現状進んでいる堤防でさえも国土強靭化のひとつの流れです。
そうした時、予算の出処や事業の目的を「国の政策なので知りませんでした」ということがあってはならないと私は思います。
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私は議員については専門性とテーマ性をもった多様な専門メンバーで構成されるべきと考えておりますので、自分の分野外であれば調べてお返事すること、分野内であればしっかりと話できるよう、日頃から学びを欠かさないよう、こころがけて参ります!
さて、憲法ですが、国のかたちをつくるのが憲法である以上、その制定の歴史も踏まえてこのかたちでいいのかをしっかりと議論しなければならないと思います。
震災で職務に殉じた多くの方が、我々に、末永く、平和で健やかな地域、国を継承していくことを望んでおられたはずです。
その際、現状ではその地域性が内から壊され、外的には南沙諸島、あるいは尖閣諸島も含めた有事がくすぶっている中で、我々がどうあるべきか。
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現状の憲法では、友人が殴られていても助けられない、あるいは自衛でさえもかなりの制約を受ける状況にあるこの憲法を、もう少し現実的に考えていく時にあると私は思います。
右や左と思想だけで語られがちな問題ですが、日本人の優しさと勇敢さを震災でしっかり見た地方議員として、奴隷の平穏ではなく誇り高い平和への一歩として、我々はあるべきではないでしょうか。
あの時、アジア各国のストリートチルドレンが義援金のために缶を持っていてくれたこと、そして今、中華覇権主義に困っている国がその国であるならば、平和のためにも現行憲法の限界を国民が見極める手助けをしたいと思います!