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2014年7月1日火曜日

一般質問を終えて

一般質問を終えました。

今回は、

・陳情案件について
いわゆる機関紙でもある「しんぶん赤旗」とはだしのゲンについて出ている陳情について取り上げました。
小坪しんや議員のご指摘にある通り、これは全国的に常態化しているようです。
石巻市においては、旧市からあったこと、実数を把握していないこと、勧誘については議員が行ったケースも有り、集金については議員が常態的に行っていたこと、が明らかになりました。
実数が何人か把握は出来ませんでしたが、私自身も山積みの機関紙を目撃しており、相当数、慣例化していたのではと思います。
市長自身もこの問題について初めて知ったとのことで、あとは今回の一般質問を受けて、庁舎内で聞いていた各部課長の判断になると思います。
やはり、市民から信頼を頂くためには、何事も適正運用が必要かと思います。慣例化してしまったり悪習となってしまったりしたものですから、こういった機会にぜひ、市としての健全性を取り戻して頂ければという思いも込めての質問となりました。

はだしのゲンについては再三のお願い、今回は陳情案件も賛否両論で出ておりました、麻薬や覚せい剤を助長している描写が在る本書を、学校に置く理由を強く訪ねましたが、結果は変わらず。
残念ですが、また機会を待とうと思います。

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・石巻市子供の権利条例について
権利志向が強すぎるため、義務や責任の考え方を入れた運用を求めました。
市長からは権利についてこういう風に考えたことがなかった、義務や権利について考えていくという前向きの答弁が得られました。
細かい部分は違いますが、将来的なビジョンにおいて、市長の答弁は非常に心強い響きが有りました。
そもそも権利は行使する、しないの自由があり、生きる権利や社会参加する権利などというものは、権利ではなく義務です。
権利の在り方についても行政に質問し、きちんとした考え方のもとで運用して頂くようお願いいたしました。

スクリーンショット 2014 07 12 10 11 54

・IT活用について
ICTとしての在り方や、横断的な運用を提案しました。
オープンデータについて、行政として考えていたのは素晴らしい動きだと思います。

 

以上、ですが、終了後、共産党議員の庄司さんより議事進行が出されました。
内容は、私の質問中、
「機関紙は寄付であるという」言葉があったが、ものを提供しているので寄付ではない、よって取り消しを求めるという内容です。
その後、無所属の黒須議員より、
「この議事進行に賛成し、阿部利基議員の質問の取り消しに賛成する。官邸で集団的自衛権の改悪が有り危惧している、人権侵害という言葉もあった」
とちょっと意味不明なものでした。後者については共産党議員水沢さんが、「今回だけは一番議員に賛成」という言葉が続きます。

さて、まだ議事録が出ておりませんので、私の原稿上の話になりますが、
該当部分、「機関紙は寄付の特性も持つ」とあります。
そもそも、政党内の活動費、300億の中で250億が赤旗収入である点、部課長として任意で買っている点からいっても、寄付的性質を持っているのは明らかです。
共産党議員自ら、運営費目的で勧誘、販売をしていたのであれば、明確に地方公務員法36条に違反した販売を行っていたことになります。
私に対する意見書というビラが二日前にまかれましたが、そちらとの整合性もとりつつ、撤回は一切せず、対応してまいります。

また、後者の黒須議員については、私の原稿上では石巻市議会議員政治倫理条例についての部分で「〜人権侵害などを行ってはならない」と原文を引用した部分でありますから、この条例について疑義が在るのだと思いますが、意味不明でした。

長年の悪習を断ち切れる今こそ、しっかりと行政職員には立ち上がって頂きたいと思います!

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