私は倉山満先生に長く指導を賜っておりました。
仙台で倉山先生の復興構想を聞いたとき、これだ!と思った訳ですが、どうもメディアはそれをさせたくないようです。
経団連会長も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121126-00000582-san-bus_all&1353921268
そもそも円高放置をずいぶん非難していた気が…
禁じ手というか、中国、アメリカ、その他諸外国で行われている気が。
普通であれば、偉い人や著名な人が言っているのだから、これが正しいの「だろう」となるのですが、だがちょっと待ってほしい。
このままデフレを放置し続ければ国内の中小企業にとってのダメージは取り返しのつかないものになります。多くの中小企業は国内での需要で経営している訳で、今は少ないパイの取り合い状態。また、消費税が増税されればさらに消費は冷え込み、貨幣は流動せず、企業の息は止まってしまいます。コストカットの美名のもと、ものづくりに従事する労働者は減らされ、今やその波はサービス業にまで来ております。もちろん技術の進化という側面はありますが、その根本にあるのは国内の経済が凍り付いて動かないという点にあります。
ここでパイを増やすのに、何をためらうことがあるのか。
被災地の今を見るに、増税をすれば間違いなく被災地は終わります。
また、大規模な財的支援がなければこれも間違いなく終わります。
被災地での会合や青年会議所に出てみると、それはそれは皆さん頑張って復興に邁進しています。
これから社屋、家屋を建てる方、設備に再投資しなければならない方、ここに需要があります。
リフレでお金を刷ったところで消費に消えることはここでは確約されているわけです。
メディアはやれ復興だ、支援だと流しますが、肝心なところで世論誘導をはかる。これは何なんでしょうか。
あらためてメディアの本質を見た気がします。
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